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メーカーオプションETCとディーラーオプションナビの連動
 
契約時、ETCをM−OPにするか、D−OPにするか迷った末、本体の収まりの良さとアンテナが露出しないことでM−OPを選択したのですが、やはりナビに連動しないのは不便ですよね。

でも、D−OPのETCとM−OPのナビが連動するのに何でその逆はダメなの?と考え出したらジッとしてはいられなくなってしまい、早速回路図をしらべたところ、単純にハーネスが繋がっていないだけ?のような感じでしたのでとりあえずハーネスを自作して試してみました。

 

ETCのコネクタ
このコネクタの4番(TX-)と5番(TX+)から連動信号がでています。
  

8 7 6 5 4 3 2 1

 

 

 

ナビ側コネクタ

で囲まれた12Pのコネクタの9番(TX+)と10番(TX-)が受け側です。
CDチェンジャーなどを接続する場合に使用しますが、私のエスは空きになっています。

ナビはNHXT−W55Vですが、他の型番でも
最近のナビでしたら配置は違いますが同じコネクタだと思います。

要するにこのコネクタ同士をつなげれば良いわけですから、なんでメーカーで連動ケーブルを販売してくれないんでしょうね。

6 5 4 3 2 1
12 11 10 9 8 7
とりあえず今回は試作ということで、ディーラーで頂いたD−OPETC連動キットに同梱されているコネクタ変換ケーブルを利用しました。
 
このケーブルは旧型のナビにETCを接続する際コネクタを変換するもので、最近のナビには不要なのでディーラーに残っていたようです。

小さいコネクタの9番と10番のケーブルを途中で切断し、別のケーブルを接続します。
もちろんETCまで届く長さが必要です。

 

反対側の大きいコネクタは不要なので切断しても良いのですが、とりあえず今回は試作ということで、絶縁テープで巻きそのまま残しておきました。

 

ETC側コネクタの4番(茶)にナビ側10番、5番(ピンク)にナビ側9番のケーブルを割り込みコネクタを使って接続します。

それぞれのコネクタを挿し込んで配線完了です。

ETC側コネクタには電源、ACC、アースのほか、上の連動信号線も配線されています。ではこの配線は一体どこへ繋がっているんでしょう。

ちょっと調べてみました。
回路図によると、MーOPETC+M−OPナビの場合、ETCコネクタから、エアコンパネル奥にある「FG2」コネクタに接続されており、ここからオーディオワイヤーを経由しナビコネクタに繋がっています。
オーディオレス(D−OPナビ)の場合、このオーディオワイヤーがなく、ETCからの連動信号は、「FG2」コネクタで止まっています。
なので、FG2コネクタからナビまでのケーブルを作成すれば、もっとスッキリした配線が可能です。
無事連動完了

情報ボタンを押すと、今までメニューにはなかった「ETC」のアイコンが・・・

ETCメニュー

履歴、登録情報表示、設定ボタンがあります。

「ETCカードが挿入されました」などの音声案内もオーディオスピーカーから出力されます。

履歴が目で確認できるのはいいですね。

連動前に利用した履歴もちゃんと表示されました。

ラグーナへ行った時の履歴ですね。通勤割引で半額でした。

とりあえず今回は試作ということで、あり合せのパーツを使用しましたが、今後「FG2」コネクタからのハーネスを作成し施工し直す予定です。

CDチェンジャーなどをナビ12Pコネクタに接続している場合はこの方法ではできませんのでご注意下さい。
(ディーラーオプションのブラックボイスタイプETCの連動キットを購入しETC側のみ改造すれば可能だと思います)
 

 

 

 

■■ 注意! ■■

ここに掲載されている内容は、メーカーやディーラーが推奨する方法とは異なる場合がありますので、注意して下さい。 従って、この掲載を参考にして作業した場合に発生した不具合・車体の損傷・けがなどについては責任は負いかねますので、あらかじめご承知おきの程お願います。


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